Microsoft PowerPoint for Mac でのパスワード設定や解除の手順。
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こちらのページでは、Mac で Microsoft Office ( Mac用の Microsoft 365 , office for Mac ) の PowerPoint ( PowerPoint for mac 、パワポとよく呼ばれます) ファイルを開く、編集するためのパスワードを設定したり、設定してあるパスワードを変更したり解除したりする方法について記載させていただいております。
ページ内の例では、macOS Catalina バージョン 10.15.2 、Microsoft®️ PowerPoint for Mac バージョン 16.16.19 を利用しています。
なお、こちらのページの手順では、パスワード設定後のファイルもPowerPoint形式のままとなります。Mac用の PowerPoint で作成したプレゼンテーションをパスワード付きのPDFにしたい場合などは以下のページの方が参考にしていただけるかと思いますので、以下のページをご覧ください。
⇨Mac の標準機能でPDF にパスワードを設定および解除して保存する方法。
Mac で PowerPoint にパスワードを設定する手順
Mac 用の PowerPoint でファイルにパスワードを設定する手順は以下の通りとなります。
1.画面上部のメニューバー > ファイル > パスワード
パスワード設定を行いたい該当の PowerPoint ファイルを開き、画面上部のメニューバーにある「ファイル」から「パスワード」へと進みます。
↓
2.要望に応じてパスワード設定を行いたいメニューにチェック☑️
立ち上がってくるウィンドウで、パスワードを入力します。
「開くためのパスワード」、「変更するためのパスワード」が設定可能ですので用途に合わせて設定してください。
それぞれのメニューの下にある☑️チェックボックスにチェックを入れると、「パスワードの変更」ボタンを押せるようになります。
↓
3.パスワードを入力します。
「新しいパスワード」と「確認」用に同じパスワードを入力し、「パスワードの設定」を押します。
パスワードがわからなくなると、基本的に回復などはできずファイルを開けなくなりますのでご注意ください。
↓
4.パスワード保護された PowerPointファイルの完成
PowerPoint ファイルがパスワード保護されます。
開こうとすると上のような「開くためのパスワード」画面で「このプレゼンテーションを開くためのパスワードを入力してください。」と表示され、パスワードの入力を求められます。
「変更するためのパスワード」も設定した場合には、上でファイルを「開くためのパスワード」を入力しても、さらに下のような変更するためのパスワード画面で「このプレゼンテーションを変更するためのパスワードを入力してください。」と表示され「変更するためのパスワード」を入力するか、読み取り専用でしか開けない状態となります。
この場合、編集を行いたい場合はパスワードを入力します。「読み取り専用」をクリックすると読み取り専用でファイルが開かれます。
Mac で PowerPointファイルに「開くためのパスワード」や「変更するためのパスワード」を設定する手順は以上となります。
次に、設定したパスワードを解除する手順に続きます。
Mac で PowerPoint に設定したパスワードを解除する手順
Mac 用 の PowerPoint に設定した「開くためのパスワード」や「変更するためのパスワード」設定を外したり変更する手順は以下の通りとなります。
1.設定されているパスワードを入力し、閲覧や編集できる状態で PowerPoint ファイルを開きます。
↓
2.パスワードを設定する際の上の手順同樣に、画面上部のメニューバーにある「ファイル」から「パスワード」へ進みます。
↓
3.パスワードが登録されている場合、下のようにチェック☑️が入っている状態となっています。
パスワードを外したい場合には、下図のようにチェックを外します。
パスワードを変更したい場合は、「パスワードの変更」へ進み、新たに設定したいパスワードを入力します。
最後に「OK」を押すと、パスワードの解除や変更が完了します。
PowerPoint に設定されたファイルを「開くためのパスワード」や「変更するためのパスワード」を Mac で外す手順はここまでとなります。
Mac でのPowerPointへのパスワード設定に関する総括
こちらのページでは、Mac 用の PowerPoint ( Microsoft 365 for Mac や Office for Mac の PowerPoint )プレゼンテーションファイルに、ファイルを開くためのパスワードや変更のためのパスワードを設定したり、設定したパスワードを外す、または変更する方法などについて記載させていただきました。
PowerPoint はプレゼンテーションの場ではもちろん、提案書などの資料作成などでも良く利用されており、中には自社やお客様の公表されていないデータなどを含めている場合もあるのではないでしょうか?
そのようなファイルの場合、杜撰な管理をしているとお客様との信頼関係が揺らいでしまいかねません。
かといってパスワードを設定したのは良いが、あとでわからなくなってしまい「何時間もかけて作成した資料が開けない。。。」なども辛すぎますよね。
内容や状況に応じて適切な管理を心がけたいですね。
こちらのページはここまでとなります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
Mac 利用時のパスワード設定については以下のページでまとめています。
ブックマークなどいただくと、他のファイル形式でパスワード設定を行いたい場合などに役に立つ状況があるかと思いますので、よろしければご覧ください。
⇨Mac でファイルやフォルダにパスワードを設定する方法。用途・ファイル形式ごとまとめ。