「パソコンとかネットワークとかの話をしている時にたまに出てくるNAS?(ナス?なす?)って何?」

と質問をいただく機会がありました。

確かに、知っている人は知っているが、まだまだ知らない人も多く、知らない人からすれば「ナス???」となってしまう、そんな存在なのかもしれません。

ということで今回はパソコンやネットワークなどの話に出てくるNASについてのページになります。

 

NAS(ナス)って何?

概要

パソコンやネットワークなどの話の際にでてくるNASとは、Network Attached Strage の頭文字をとっています。

読み方は「ナス」でOKで、そのまま訳すと、「ネットワークに接した記憶装置」となります。

簡単にいうと、ネットワーク内にある複数のパソコンなどの機器で共有して使うことができる記憶装置(おもにHDD=ハードディスク)です。

記憶装置なのでフォルダやファイルを書き込んだり、読み出したり、保存することが出来ます。

パソコンの共有フォルダーの機能を使ったりサーバー専用機を使って、社内のネットワークでデータを共有したりすることがありますが、アクセスして使用するイメージは同じような感じになります。

ただ、NASの場合は、パソコンやサーバー機に比べてファイルを保存・共有することに特化した機器となっています。

NASの見た目

見た目は、HDDを積んでいるので四角い箱状のものが多くなっています。PC周辺機器でお馴染みのバッファロー製のものをひとつ紹介させていただきます。

BUFFALO リンクステーション for SOHO RAID機能搭載 ネットワークHDD(NAS) 本体3年保証 2TB LS220D0202B

NASの特徴やメリット

上でも記載させていただきましたが、NASはパソコンやサーバー専用機と比べ、ファイルの保存や共有といった機能に特化しており、その他の機能やパーツなどに関しては抑えられています。

そのため以下のような特徴やメリットがあります。(メーカーや機種によって差はありますが基本的に)

コンパクトで省スペースである。

導入コストや消費電力が安く抑えられる。

・任意の人数や規模に合わせてファイルの保存や共有をするのに、十分な容量・スペックを確保することが出来る。

複数のOSやスマートフォン、タブレットなどPC以外のデバイスでも利用できる機種も多い。

・複数枚のHDDを搭載し組み合わせるRAIDの技術を使用することで保全性・冗長性を高めることが出来る。

 

NASの基本的な機能・出来ること。

ここでは、ほとんどのNASで出来ることやNASを導入する目的などになる基本的な機能ついて記載させていただいております。

ネットワークストレージ(ネットワーク上のファイル保管場所)

ネットワーク内の複数の端末でアクセスし、ファイルやデータを書き込んだり、読み出したり、保存したりできます。

またファイルやデータの受け渡し場所としても使用されます。

アクセス制限

アクセスできるユーザーやグループを限定したフォルダを作成することが出来ます。

バックアップ

大切なデータのバックアップ先として使用できます。

手動で任意のフォルダやファイルをバックアップしておくことも出来ますし、自動で特定のフォルダをバックアップするように設定できるようになっていたりもします。

またNASに書き込んだデータ自体も、ミラーリング(RAID1。2台以上のHDDに同じデータを書き込み保全性を高める方式)したり、外付けHDDなどにバックアップの設定が出来るようになっています。

バックアップ形式もフルバックアップ、差分バックアップや増分バックアップなど選択できるものもあります。

 

NASのその他の便利な機能。

NASの基本的な機能は上の通りなのですが、機種によっては他にもいろいろな便利な機能を備えているものがありますので代表的な機能を記載しておきます。

外出先からの接続

同一ネットワーク内だけでなく外出先からのアクセスするための機能やアプリなどが準備されていたりします。

USB接続の機器をネットワークで

USB接続タイプの外付けHDDやプリンタなどを、ネットワーク機器として利用できるようにする機能が付いているものがあります。

暗号化やアンチウィルス

大切なデータを保管しますので、セキュリティは気になるところですが、上に出てきたアクセス制限のほかに、暗号化やアンチウィルスなどのセキュリティ機能を装備しているものがあります。

オンラインストレージ連携

DropboxやGoogleドライブなどのオンライン(クラウド)ストレージと連携してバックアップを取ったり、同期して利用することが出来る機能を備えている機種もあります。

監視カメラ・ネットワークカメラ連携

監視カメラやネットワークカメラの映像を録画したり、また、管理するためのアプリケーションソフトウェアなどが準備されているものがあります。

 

他にも機種によりいろいろな機能がありますし、今後もさらに便利な機能が増えていくと思われます。

 

NASについての総括。

今回はNASについてのページでした。

知っている人は知っている、使っているところは使っている、そんなNASです。

既に利用されている方にとっては有用性は周知の通りかと思いますが、残念ながら永遠に使えるものではございません、入れ替えを検討する時期がやってきます。

そして、もしまだオフィスにNASがない場合は検討の価値は十分あると思います。

今後は基本的な使い方だけでなく、いろいろなサービスやソリューションと連携した使い方なども増えてきそうですね。

また、ストレージといえば、オンラインストレージ、クラウドストレージも利用が増えてきているサービスになります。

これらのサービスと使い分けたり、組み合わせて使うことでさらに、保全性や利便性の高いファイル管理が可能になります。

また当サイトでもおすすめの利用方法など取り上げさせていただく予定です。

今回は、ここまでとなります。お読みいただきありがとうございました。

 

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