さくら+WordPressでサイト開設の準備手順メモ
さくらインターネットのレンタルサーバーにWordPressをインストールしてサイトを開設する機会がありました。
以前も同じサービスで同様の経験はしているのですが、どこから進めるか多少迷ってしまった部分がありましたので次回スムーズに行えるように手順をメモとして記載しておきます。
特に、さくらレンタルサーバにWordPressをインストールする際に見たまま進めてしまうと手順を間違いやすく、独自ドメインでのサイトURLが、http://独自ドメイン/wp など不要な文字(フォルダ名)を含んだパスになってしまい修正しようとすると逆に手間がかかってしまいます。
今からWordPressをインストールされる方や、上のような問題にお困りでいらっしゃる方はページ中ほどの「さくらレンタルサーバ側設定」の「3、WordPressをインストールする」の箇所を参考にしてみてください。
また、こちらのページはあくまでメモ的記載になりますので、作業の流れ重視でかなり簡略化しておりますことをご了承ください。
より詳細な説明の記載が必要な場合、サービス提供会社のマニュアルやヘルプ、サポートのページでご確認いただければと思います。
本題は、さくらインターネットのレンタルサーバーにWordPressをインストールして投稿の準備を始める手順になりますが、事前準備の部分から簡単に記載しておきます。
事前準備
まず、WordPressを利用してサイトを運営したい場合、レンタルサーバーが必要です。
そして独自ドメインで運用されたい場合はドメインの取得を済ませてください。
レンタルサーバーや独自ドメインについては下記ページでもふれていますので参考にしてください。
⇒自社のホームページ。製作や更新どうする?外注?タイプ別おすすめの方法。
⇒会社用、仕事用のメールやホームページのアドレス。独自ドメインとは?
レンタルサーバー、ドメインの準備
レンタルサーバはさまざまな企業が提供してくれていますが、今回はさくらインターネットのレンタルサーバを利用します。
上のリンクより、用途に合ったプランを申し込みます。
WordPressを利用して新しくサイトを立ち上げる場合は、100GB月額515円のスタンダードプランがおすすめです。2週間のお試し期間がございます。
またこちらより独自ドメインの申し込みも行うことが出来ます。(さくらインターネットサーバコントロールパネル→ドメイン設定→・新規ドメインの取得)
無事、サーバーを借り、さくらインターネットサーバーコントロールパネルにログインできる状態になりましたら本題です。
さくらレンタルサーバ側設定
1、ドメイン設定
ドメイン設定→・ドメイン設定→新しいドメインの追加
→ドメインの取得方法や運用により、次へ進む
さくらインターネットで取得したドメインの追加もしくは他社で移管したドメインを移管して使う など
↓
2、データベース設定
アプリケーションの設定→・データベースの設定→データベースの新規作成
↓
3、WordPressをインストールする。
運用に便利なツール→・クイックインストール→・ブログ→WordPress
→入力事項 独自ドメイン利用の場合 注意が必要な箇所がございます。
ここで手順を間違うと、サイトのパスが上手く設定できずURLが http://独自ドメイン/wpなど不要な文字 まで入ってしまうなど、あとで苦労しますので、赤文字の箇所に注意してください。
- 確認欄にチェック
- インストール先 http://初期ドメイン(〇〇〇.sakura.ne.jp)を選択/任意の文字
- データベース 2で作成したデータベースを選択
- データベースパスワード 2で作成したデータベースのパスワード
→「アプリケーションへの設定へ進む」には進まず、ドメイン設定→独自ドメインの行の変更ボタン
→「1、設定をお選びください」のところでマルチドメインとして使用するを選択します。
→「2、マルチドメインの対象フォルダ」に上のインストール先で入力した任意の文字を入力し、送信ボタンを押します。
→独自ドメインの記載箇所をクリックします。
→インストール→サイトタイトル、ユーザー名、パスワード等の情報を入力(後で変更可)
ここまでがさくらインターネットレンタルサーバ側での設定です。
次にWordPress側の設定に移ります。
WordPress側設定
4、ログイン
3で作成したユーザー名パスワードで編集画面(ダッシュボード)にログインします。
↓
5、更新
WordPressやテーマ、プラグインの更新がある場合更新を行います。
↓
6、テーマを選ぶ。
テーマをインストール、選択します。
ダッシュボード→外観→テーマ
もともとインストールされているテーマの他にも、
ダッシュボード→外観→テーマ→+新しいテーマ
で表示されるテーマから選んでインストールすることが出来ますし、インターネット上に公開・販売されているテーマをアップロードすることも出来ます。
なお、サイトデザインのカスタマイズなどを行う予定の場合は子テーマを作成することをおすすめします。
↓
7、プラグインの追加
必要なプラグインを追加していきます。
↓
ここまでくればデザインや構成などは置いておいてページや記事を作成できるようになります。
以下は必要に応じて行います。
8、ファビコンの作成
ファビコンとはWebブラウザのアドレスバー、タグ、お気に入りなどに表示されるアイコンです。
なくてもサイトは作成できますが、あった方がベターです。
ファビコンは、テーマによってはカスタマイズ機能として搭載されているものもありますが、「Favicon byRealFaviconGenerator」といったプラグインを使って作成することも出来ます。
↓
また上でも記載がしていますが、デザインや機能などのカスタマイズを行う予定の場合は子テーマを作成した方が良いです。
9、子テーマを作成し選択適用する。
↓
10、デザインなどの調整やカスタマイズ。
↓
内容コンテンツの作成・公開へと進みます。
こちらのページはここまでになります。
サイトの作成やカスタマイズ、運営などに関してはWeb上でもたくさんの情報を得られますが、初めてサイトやブログを開設される場合などは体系的にまとめられている書籍などを購入されてもよいと思います。
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